⚠️メンテナンス中⚠️狭いベランダは我が森ぞ

言いたい放題な生息記録

September 2018


世の中には鬼畜にも劣る蛮行を平気で行える人間がいるもので、自分も同じホモサピエンスなのかと思うと虫酸が走りませんか?

もしそんな話の通じないレベルの悪と戦うなら、自分が死ぬか相手が死ぬか、という極論になる。つまり、自分が殺される前に相手を殺さねばならないのです。
相手をどこか他の星にでも飛ばせればいいのですが、そうもいきませんからね。その星も大迷惑だと思いますし。

何の戸惑いも無く決行できる。
しかし殺せば殺人罪。人を雇うにもリスクがある。

行き場の無い怒りにモヤモヤしますよね。
悪い奴にはいつかバチが当たるって言葉があるけれど、実際当たらない奴は当たらないですし。
自爆してくれるのが一番良いですが、なかなかそうもいかない。


犯罪被害者である本人はもちろん、家族や友人の中には、決して時間も解決してくれず、復讐心で狂いそうなまま、耐え難い日々をお過ごしの方もいらっしゃるかと思います。
心を殺され何も考えられなくなった方や、辛さに耐え兼ね自ら命を絶とうとしている方もいらっしゃるでしょう。

私は無責任なアドバイスなどしたくありません。しかし、これだけは忘れないで欲しいのです。
「同じ土俵に立つべからず」

自分を悪に近付ける、落とす必要はありません。

祖母宅の庭で若いカマキリに出会いました。
こうして虫と過ごす時間は、とても幸せで癒されます。

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カマキリといえばハリガネムシ。その名の通り針金のように細長く、よくカマキリの体内に寄生している生物です。
ハリガネムシの恐ろしいところは、カマキリの脳を操り、行動を自由自在にコントロールしてしまうところ。
体を乗っ取られたカマキリは、ハリガネムシが水中で交尾をするという目的を達成するために、入水自殺させられます。

ハリガネムシは、コップなどに水を入れてカマキリのお尻だけ浸けると出てきます。こんなに長いの?こんなに入ってたの?と衝撃を受けますよ。
そして、空っぽになったカマキリのお腹は一気にぺったんこになります。

しかし「よし!これでカマキリは助かったぞ!めでたしめでたし」とはなりません。
カマキリは急激に弱り、ヨロヨロぐるぐる回ることしかできなくなります。そして、回復することなく死んでしまうのです。
もうハリガネムシ無しでは生きられない体になっているというわけです。


ハリガネムシはカマキリ以外の昆虫にも寄生します。ここからは更に考え深い話になるので、サラッと簡単に。

ハリガネムシは昆虫を川へ飛び込ませると、交尾のために体外へ出ていきます。泳げない昆虫は死に、その死骸は魚によって食べられます。
その結果、魚達は非常に大きなエネルギーを得ることができるのです。

それだけでなく、元々水中で藻や落ち葉を食べて生きている虫達はあまり食べられずに済むため、生態系が壊れるのも防げるそうです。


あれ?最初はカマキリについて色々書くつもりだったのに、完全にハリガネムシの話になってしまった!
では今回はこの辺で…

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