教師や親からの「気持ち悪い」という声がきっかけで、ジャポニカ学習帳から昆虫の表紙が抹殺されただって!?
いったいどうしちまったんだよ、この世の中は!そんなクソみたいな文句を受け入れちまったジャポニカも、どうかしてるぜ。
昆虫が気持ち悪い?おまえらのほうがよっぽど気持ち悪いぞ!
そいつらに育てられた子供も、虫だけじゃなく、虫好きな人間のことも気持ち悪いと言うようになるんだろうな。迫害するんだろうな。
とりあえず、昆虫を愛したファーブルに謝れ!

こういった苦情は、スペイン語で queja ケハです。英語の complaint に相当します。クレームっていうのは和製英語ですからね。
ああ怖い怖い。お勉強ノートの表紙が気に入らないぐらいでギャーギャー騒げるほどの平和が怖いよ。


私は、大きな石があると足を止め、そっと裏側の小さな虫たちを覗き込んでしまうほど虫が好きですよ。虫たちの世界に触れるのは、とてもわくわくします。
確かにちょっと苦手な虫もいますが、よく観察したり調べたりすると面白いです。

私の他にも虫が好きな人間はいます。でも、「虫が好き」とはちょっと言いにくい世の中ですね。
私は気にせずに言いますが、子供はどうだろう?学校という狭い世界でうまくやっていくためには、虫好きな自分を隠さねばならないかもしれません。
言えばいじめにつながる可能性だってありますからね。いじめなんてのはきっかけは何だっていいのだから。

だから、虫イコール気持ち悪いというのをこれ以上定着させるんじゃねえ!
どう感じるかは人それぞれなんだ!親と教師がコントロールするな!



さて、スペイン語で小さな虫は bicho ビチョ、昆虫は insecto インセクト、幼虫は larva ラルバと言います。
私たちが日常でよく見かける虫を、下記にダーッと書いておきます。

蟻 hormiga オルミガ
みみず lombriz de tierra ロムブリス デ ティエラ
尺取虫 geómetra ヘオメトラ
かたつむり caracol カラコル
なめくじ babosa バボサ
蠅 mosca モスカ
蜜蜂 abeja アベハ
すずめ蜂 avispón アビスポン
蜂の巣 colmena コルメナ
蜘蛛 araña アラニャ
蜘蛛の巣 telaraña テララニャ
ゴキブリ cucarachaクカラチャ